(photo by Sayako Ikeda)
ヴァサゴ野郎の「2014・5月王滝」の参戦レポートです。
あまりにも感慨深い一日でしたの、走り終えた日の翌日に書き綴っていたら、おそらく膨大な長編になってしまうかも。
だから、4日過ぎた今日、家族が寝静まった夜にココロの中に残っている濃ゆい部分だけを抽出して綴っていこうと思います。(それでも長いけどね)
[Date: 24th 4:30-14:00王滝入りまで]
「がびょ〜〜〜〜〜〜ん!!! 忘れちゃった〜〜〜!!!!」
同乗するOさんに平謝りしたのは、順調に高速に入った後の初めての休憩地「石川PA」でした。
なんと、この日のために準備したGarmin 510Jを持ってくるのを忘れてしまったのです。
メカ音痴なワタシが苦戦の上に王滝のコースプロファイルまで取り込んだのに。
他にサイクルメーター類も持ち合わせていなかったし、現地で余分な出費もしたくないし。。。
自身としては、Vassagoメンバーが集結するのに最初から後悔するような結果は残したくないので、自宅に引き返しGarminを持って来ることにしました。(往復2時間のロスでした)
自宅を8時前に再スタートしてゆったり休憩も多めにとって、他の仲間たちと合流しながら王滝会場には14時に到着
SSJ実行委員メンバーが集まる時は、できるだけ直近のスタッフTシャツで集まるのが習慣になってきたみたいです。
[Date: 24th 14:30-19:00 前夜祭まで]
「王滝会場入り」
このなんでもないことのように思えることかもしれない行為ですが、今回の自分にとって、会場入りすること=他のTeam Vassago Japanメンバーと初めてお会いできるという興奮にみなぎってました。
それまで、Facebookや各自のBlogで大方の人となりのようなものを感じ取ってはいましたが、人間だもの、やはり目と耳と肌で感じるのが一番であります。
初めてお会いできたのはよっちさん。
鍛え抜かれた身体、半袖ジャージ下から覗かせる上腕二頭筋、優しい顔。
力強い握手で、もう少しで惚れそうでした♡
彼がこの日のためにチームバナーを製作してくれたのも、本当に気が利いてる〜〜!
その後に、チームのエースとして前評判の高いスク水さんとも合流!
SSJなどでは顔を会わせては入るものの、対面して話すのは初めてです。
この爽やかスマイルのどこに秘めた闘志があるのか?
いやそれは愚問でした。長い手と脚についた無駄のない筋肉は伊達じゃありません。
伊豆のh-abcoことエビちゃんともCSCクラシック以来の再会を果たし、お互いの近況報告を済ませると、チームメンバーの撮影会です。
真ん中にはサポート主でもあるAlternative Bicycleの店主を挟み、前日に集めることのできた5人でパシャ!!
(チームメンバーは他にも数人おりますが、前日に集まれたのはこの5人)
ワタシ以外、全員引き締まったカラダの所有者で、なんだか恥ずかしい部分もありましたが、ワタシなりのアウトプットを出すことで頑張り抜いてやるぞ!と、シャッターを切られた瞬間にココロに強く誓いました。
チームメンバーが揃ってあれこれと話す瞬間。
う〜ん、ステキな時間でした。
(photo by Sayako Ikeda)
また、当レースを主催するOSJ代表の滝川さんにもご挨拶
この王滝でSingle Speedのカテゴリーを新設してくれたことが、SS界にとって大きな前進になったことへの御礼申し上げました。
「Single Speedカテゴリーが新設されたってことなんだからSingle野郎たちで乾杯しようぜ」
これ、SSJ実行委員のミーティングでワタシが発案しちゃいました。
だもんで、17:30から始まる前夜祭もヒッジョーーーーに楽しみにしていたんです。
ぞくぞく集まるSingle Speederたち。王滝やSSJで出会える懐かしい面々との再会が楽しくてしかたありません。会場のMCさんもワタシのデカハットを覚えてくれていたみたいでウレシ恥ずかし44歳。
というわけで、SS乾杯しちゃいました。
ただ単にギアが一枚しかないってだけでココロは一つ。
「One Gear, One Heart」が前日からにじみ出るようなひと時でもありました。
いつもなら、一杯くらい軽く飲み干してしまい、宿でもビール乾杯するのが慣例でもありましたが、明日の本番のことを考えると一口、二口程度しか飲み込めませんでした。
練習もカラダ作りも中途半端ではありますが、それも自分の出して来た結果なので受け入れるしかありませんが、せめて、体調管理くらいは真っ当なことをすべきかなと。
[Date: 24th 20:00 宿泊先]
昨年もお世話になった宿、滝旅館にておかず満載な夕食を平らげ、大浴場に入る。
すると、我々以外に先客さんもSS乗りだったからついつい意気投合なSSトーク。
これって、ギアード乗りだったとしたら、そこまで
部屋に戻って、各自、明日のための補給色の準備。
ただでさえ、ライド仲間と寝食を共にするだけでもタノシイのに、こうした前日準備の楽しさも王滝ならではの行為であるがゆえ、王滝のリピート率は高まるのかもですね。
そうして、22時過ぎ消灯されましたが、明日のことをいろいろ想像していたのか、1,2時間おきくらいに目が覚めてしまい、なんともワクワクドキドキな夜でございました。
(後編へ続く)