2014年10月21日火曜日

SSJ#4 MCも大変タノシカッタです!


みんな各自の想いが一杯つまったSSJ#4が終わりました。
ワタシはワタシなりに、SSJ実行委員としての視点で思い返してみます。

参戦してくれた愛すべきSS乗りのみんな、協賛して頂いた協賛者、地元の協力者のみなさま、その他、いろんな角度から支援していただきました。
感謝の気持ちで胸が張り裂けそうです。

はたして何度行ったかなぁ?
おそらく6回以上は岩岳に来ては、コース視察や作業を行いました。
頭が割れるくらい寒い雨の時もあったけど、不思議とピーカンな 快晴に恵まれたことが多かったです。岩岳には嫌われていないマジックだったのかな。
そして、今回の天気も今までで最高の快晴が続いた2日間でしたしね。

岩岳に来る度に、協力してくれる頼もしい仲間が増えていき、
SSにとらわれず、純粋にMTBに乗れる楽しい空気間が共通項となりココロを通い合わせていくのがたまらなく心地よかったです。

10月に入ってからは、心拍数が常に10以上も上がっているようなソワソワドキドキ感覚。
「もう今月にはSSJ本戦だよ。当日がやってくるんだよ」という高揚感が寝ても覚めても襲ってきておりました。

そして、18日の9時に現地入り。
レース参戦予定ではないけど、はるか新潟から、わざわざ会いにきてくれた王滝仲間もいて、SSカテゴリーができた王滝会場や、SSJ会場でしか会えない熱くて陽気なヘンタイさんたちと久方ぶりの再会ができて、なんだか同窓会のような気分。まさに自分のホームはここなんだっていう感覚が蘇ってきました。

会場に入り、MC機材の設定も、ボランティアとして参加してくれたMちゃんとM田くんのおかげで、バッチリいい音がなるようになってホッとしました。


「レース会場を温める音場つくり = BGM」
これもワタシの仕事です。第2回めからBGMも担当させてもらい、今回も80's Rockから、MTB系PVに使われたメタル、テクノ、エレクトロニック、サンバ、ヒップホップ、Dance、Alternative Rock、最新ヒットチャートなどなど多種多様なジャンルを テキト〜にユル〜くミックスしてライダー達、観戦のみなさんと一体感を味わえるのって気分いいですよね。

18日はイベントとして試走ツアー開催。
走り終えたライダーからは「マジつらい。でも楽しい」という声が聞こえてくる度に、明日の大会への期待値がどんどんアガル気分でした。

そして、大会当日
泣いても笑っても今日が本番。張り切っていくしかない!
ワタシもSSJ名物の仮装という名の正装スタイルに着替えてみました。

ここまで化けるのは、今回が初めてでした。
みんなに比べればおそろしく地味ですが、仮装ってマジで癖になりそうです。
ただでさえ、SSはギアードBikeからするとヘンタイ扱いされているのに、その呼称をむしろ喜びながら、ヘンタイという名に恥じない仮装でさらにヘンタイ度を上げるオバカ加減がたまらない。
うん、SS乗りは一度は仮装することを強くおススメします。なにかココロの奥底にあった脱皮願望が満たされているようです。
感覚値ですが、会場を見渡してもこれまでよりも仮装率がかなり高まったんじゃないかな。


さて、ワタシのメインの仕事であるMCですが、初回SSJからやらせてもらっているんですけど、感動のあまり涙出してることがしょっちゅうあるんです。
今回も、誰にも見られないところで涙垂らしました。
皆と一緒に会場に居られるということだけで、普段にはない感情が沸きまくります。


そして11時!
オクラホマミキサーというこれぞフォークダンス!てな感じのホッコリ音楽でグルグルスタート!
(ごめんね、ワタシとコウさんの2人でこの曲に決めたのさ)


それから後のレース展開は、ただただ実況を楽しむのみ!
実況って本当に楽しいんですよ。長いセリフが書かれた分厚い台本も要らないし、コースを走るみんなが一番楽しい顔しているんですもん。そんな顔を見てたら エネルギーを貰っちゃいますよね。

1位から最後尾まで、みんな最高のライダーでした。
(写真を撮る時間が無くてスミマセン)
コース上のみんなにとってはツラ楽しい1〜2時間でしたが、ワタシにとってもかけがえの無い濃密な時でした。

そして、閉会式
(参加ライダー様のFBより拝借いたしました)

また、ところどころ進行がグダグダしちゃいましたね。
でも、みんなのあたたかい笑い声にはしょっちゅう助けられました。

無事全てのスケジュールが終わり、
仮装を脱ぎ、片付けをしながら、会場を去っていくライダー・協賛者・地元スタッフ・そして実行委員スタッフの面々と握手をして再会を誓い合いました。

握手の数と、握ってくれたチカラの強さが、今大会の成功の大きさを示すと同時に、1年後に迫ったSSWC(シングルスピード世界選手権)への期待と責任の大きさに比例していくようにも感じました。

みなさま、ありがとうございました。
SSJ愛にカンパーーーーイ!!!!!

SSWC@Japan 2015年10月11日  次回は世界最高位のSS祭り。世界選手権です。
ワールドクラスの感動と興奮を、ココ白馬岩岳で
ともに味わい、ともに笑いましょう!






2014年10月8日水曜日

SSJ@岩岳のためのメンテ(後編)

潤滑系チューンの続きです。
前述の記事ではBB、チェーン、ペダルをやり終えたので、その続きです。

1)ずばり、ハブでしょう!


後輪のHadleyをサクっと分解。
通常では絶対やってはいけないシールドベアリングもBC-Jumboで脱脂しました。

画像はありませんが、摩擦する全ての部分にグレサージュを塗布しました。
Hadley専用オイルに比べて粘度が極端に少ない(=サラサラ)ので、耐久性に不安は残るのは事実ですが、やはり使ってみて試さないとわかりませんよね。

そして、空転するHadleyがこうなりました。
回って、回って、回って、回る〜〜〜〜〜!



2) ギア比を変えよう

それまで、王滝に出るつもりでいたので、32×25t(1.28t)という極端に軽いギア比であったのです。
ほぼ毎月のようにあった岩岳でのSSJコース作業にもこのギア比で行ったのですが、悪くはなかったです。
ただ、先月末に作業に行き、コースの最終設計を終えて試乗した際は、33×23t (1.43)を付けたRitcheyで行ったのでした。

う〜ん、これだと今の(乗れていない)自分にはキツいかな。。。
なにせ、8月初めにねんざした右手親指が痛くてまともに走れないんです。

ねんざの痛みは、置いといたとしてもギア比はもう少し軽い方がいい。

というわけで、今回のSSJに私がもし参戦するならコレ

31×22t (1.41)です。って、ほんの0.02しか軽くなってないけどね。
ただVassagoの刺し色に使っているオレンジの22tコグを使いたかったということも一理あるかも。


3) ハンドルバーはやっぱりカーボン!

やはり振動吸収性がよいのが一番な気がします。その中でもGraphite DesignのRISENは、最近ワタシの周りの多くで評価がめっちゃ高い秀逸なバーであります。

大好きだったSim Works Calsaga Barにしばしの別れを告げて、交換しやした。
グリップも一番馴染んでいるERGON GS1ですね。コレ以外は今はムリ。

ステムはSim Worksの新作でいて名作のRHONDAを高さを変更せずに使用。
現時点でVassagoのポジションはどこもいじりたくないほど自分に馴染んできております。

そして、今回のメンテ作業から、組み付けにはトルクレンチを使うことにしました。
>Hさん、めっちゃ使いやすくて、早くも手に馴染んでます。ありがとうございました!!


4) 軽いタイヤに交換だ

比較的スクエアな断面を持つMAXXIS ARDENT2.25を履いておりましたのは、接地面積の幅をできるだけ左右に広げたかったのですが、やはり漕ぎが重い。。。

貧脚には重量面のデメリットが響くんです。

というわけで、795gあったARDENTを履き替え
675gのContinental Race King 2.2 Protectionに戻しました。
本当は、2.3inch幅でもっと軽量タイヤを付けたいけど、手持ちのコレでガマン。

まだ、190gくらいのチューブを付けているのでシーラントでチューブレスにすれば100gくらいの軽量の余地は残されてます。本当にレース参戦なら間違いなくシーラント入れます。



さて、そんなこんなでレース参戦を目の前にウキウキしてメンテするライダー気分を満喫してみました。
もちろん、試乗車としてレース会場には持参しますので、Vassago Verhauenに興味関心のある方は跨がってみてください。


でもSSJの準備の楽しさってこれだけじゃないんですよね。
そう!!!



♡仮装があるんですもの♡



前回のSSJから1年と5ヶ月が経ってしまいました。
はやく、みなさまに会いたいよ〜〜〜〜〜!!!!!


SSJに参加する皆様、
岩岳で会いましょう!



SSJ@岩岳のためのメンテ(前編)

自分自身がSSJ実行委員メンバーであるし、第1回のSSJからMCを務めさせていただいているので、当然のことながら今回もマイク片手にMCで参戦というわけでありますが、

いや〜、今回のSSJもね。ひっじょーーーーに楽しい(=ツライ)コースなもんで、みんなと一緒に真剣に走りたいななんて、思っている今日このごろなんです。

というわけで、ここ数日の間は、「もしも自分がSSJに出るならこんなバイクに仕上げる」ってつもりで、メンテ&パーツ交換をしてみました。


1) Chiris King BBのグリス交換

最初っから、肝となるカスタムを惜しみなく紹介しちゃいます。
かなーりのジコセキニン系チューンなので、惜しみなく分解・洗浄作業をやる気のある人でないとオススメできません。

通常は、Chris King専用グリス注入ツールを使って新しいグリスを圧入し、古く汚れたグリスを圧送するのが原則的なメンテですが、もっともっと回転抵抗を少なくしたい人向けのチューンです。とあるメーカー専属のプロメカニックの方に聞いた技ですので、技術的にはお墨付き間違いなし!

まず、シールドベアリングのCリングをピックアップツールなどで取り外します。
こんな作業は初めてやりましたが、案外簡単に外れるものなんですね。



薄い金属のCリングと、ラバーシールが剥がれます。
(ラバーシールには表と裏の向きがあるので分解する時に要注意)

分解されたベアリング内部には古いグリスが付着しているので、速乾性のデグリーザーなどで洗浄。BBはBBシェルから取り外した方が、作業がやりやすいですね。

洗浄後、しっかり乾燥してデグリーザーが残っていないのを確認してから、
今回の肝である潤滑剤をスプレー塗布します。
これが薄い潤滑膜をコーティングする『Vipro's社のDe Graissage(グレサージュ)』です。
サラサラなのに耐久性が抜群に素晴らしいようで、高回転するベアリングやかなりの摩擦が加えられるチェーンなどのために開発されたテフロン配合の潤滑剤なんです。

本当は、いいチェーンオイル無いですかね〜?って前述のメカニックの方に相談したところ、本品を勧められ「これBBやハブにも最高よ!」とご推薦を受けたのでありました。

注入後、指でベアリングを回したところ、抵抗が1/5以下に感じたくらい、ヤバイ感触でした。いったいこの差が足で回した時にどのように感じるのか気になってしかたありません。

BBだけでは終われないぞ!


2) ペダル軸にもグレサージュ

かれこれ6,7年くらい使っているTIME ATACペダルです。
前述のグレサージュをクリートキャッチのスプリング部と、軸受けのシール部分に薄く塗布しました。シールに対しても攻撃性がない潤滑剤なので安心ですね。
泥が付着しにくいという売りを信じて一番泥がつきやすい部分で試してみたかったんです。シール部分がかなりの抵抗であったんだということがよくわかりました。とにかくクルクルよく周ります。

3) チェーンも当たり前田日明!


この作業は手が汚くなるんで、あえて、写真は撮っていませんが、
自分はチェーンを洗う時、チェーンに中性洗剤のマジックリンを加え手もみ洗いします。
以前は、デグリーザーに浸した専用ブラシで擦ったり、ナルゲンボトルに入れてシャカシャカとシェイクしたりしましたが、手洗いでもみ出すのが一番早く確実にチェーンの油汚れや砂を落としてくれることに気がつきました。
素手でやると、手は荒れちゃいますがチェーンの表面の油が取れて、キュッキュする感触がわかり易いです。

お湯洗い、そして、乾燥後に、ジップロックなどの小袋にチェーンを入れてグレサージュをシュ〜〜〜と一拭き。袋に入れることで飛び散りを防ぎ、スプレーの無駄を無くすため。(自分も吸いたくないしね)


そして!
これが、グレサージュ塗布前のBBの回転


そして、グレサージュで施術した後の滑らか回転


感覚値で2倍近く回る気がしました。
しかし、この動画だと手で押しているパワーが公平でなかったり、データとして客観性がないので、こんなテストをしてみました。


90度水平にしたペダル軸にビニール袋をぶら下げて硬貨などで重りを入れていきます。
クランクが動きだすまでの重量を数回はかり、平均値を算出。
(チェーンは後輪にひっかけて通常どおり正方向に空転できるように後輪を浮かしておきます。)

グレサージュ加工前 平均150g
グレサージュ加工後 平均100g

つまり、33%の回転抵抗を削減することになりました。

岩岳仕様にするためというより、基礎工事的なチューンに過ぎませんでしたね。
初日の作業がコレで終わりでしたので一旦ココで区切ります。

続きはSSJ@岩岳のためのメンテ(後編)で公開していきま〜す。

2014年8月7日木曜日

Free Ride Games 16th 参戦記

Blog更新がひっじょーーーーに滞るという致命的な病が起きてしまい申し訳ございません。
これからもっとアウトプットしてきますので、ドゾよろしく!

さて、
去る8/3(日)、富士見パノラマで行われたFree Ride Games #16にAlt店主と一緒に参加してきました。
自分が自宅にシューズ忘れたこともあって、予定より1時間遅れで7:30に現地入り。
6:30〜8:30までが試走時間ということもあり、素早く準備をして受付を済ませたのは8:00!
残り30分の試走時間の中でどれだけ、コースを知り尽くすかが重要な鍵でありました。

(ま、遅れた時点で、ヤバイことが起きる前兆だったわけなんですね)


参戦の内容の前に、ちょいと大会の概要を!
Free Ride Games(=FRG)は関東の元気なショップ「AST、MDS、小川輪業、ナカザワジム、トレイルストア」の5店舗の店長さんが企画し、各ショップのお客様が一緒になって運営サポートしたり、参戦するアットホームな下り系な運動会。

超一流なメーカーやディーラーなど協賛社がずらりと並ぶブースを練り歩いていると、とてつもないデカイ大会に来てしまったのかと思うくらいHotな商品群や新製品に目移りしてしまいます。

今回の大会はデュアルスラローム
スキー場の大きなゲレンデ部分に、2本のコースが特別に設営されており、
スタート台からゴールを正面にみて、右側が赤コース、左側が青コースとなっており、2人が同時にスタートし、それぞれの旗門を右に左にパスしてゲレンデ下のゴールを目指すというコース設定。
プロクラスの一番早い人で23秒台。コース全長は2~300mといったところでしょうか。
フラットな芝生で、バームやバンクなどはありません。とにかくコケないで正確なラインを踏んで、漕げるところは漕ぐのが個人的なセオリーだなと感じました。


ワタシが持参したのは、コレ
CHUMBA WUMBA Zulu HT 2000
国内1stロットの初代CHUMBAでして、後付けアダプターでディスクブレーキ加工してます。
また、初代DeeMAX(1999)を20mm→9mmシャフトハブに変更してFox F32 100T(2007)に付けたりするなど、とにかく現行の最新物とは違う次元のヘンタイ汁満載のチャンバ野郎です。

写真上に見えるのは、Alt店主の自信作:「SANDMAN」 26インチファットで倒立サスが付いた頼もしいトラクションが得られる高級チタンバイク。



準備体操もそこそこに試走開始〜!


1st インプレ
「全然スピードだせませ〜ん!!」
「フラットな芝生でどれだけグリップするのかまったくワカリマセ〜〜ン!」

良い意味で「いらやしいコース」です。前半はタイトなターンの連続でスピードに乗れない欲求不満が、中盤での焦りを増幅させてくれます。また、別のコースを走るライダーの姿が、否が応でもチラリと視界に入って来るので、余計に焦ります。

コース中盤は、旗門の間隔も少し開いてくるのでペダリング可能セクションとなりスピードも乗ってきますが、赤・青コースともそれぞれに難しいセクションがあって、中盤でリードしていたとしても、後半で追い抜かれる可能性が出て来ます。

極めつけは、最終コーナー
青はインコース、赤はアウトコースとなるわけで、まるでヘアピンカーブのようなRのキツイ青コースだと、ゴールラインまでにどれだけスピードを回復できるかが鍵。
さらに言うと、この最終コーナーからゴールラインまでは、センターラインが引かれており、自分のコースからはみ出て相手のコースに入ってしまうと5秒追加されるというルール付き。だから、青コースライダーは外に膨らまないように慎重なライン取りが要求されるという難セクションになってます。




しっかし、よく考えられているなぁ。このコース!
本当にムカツクくらい面白い。作った人に頭背下げて感謝したいくらい!

・スタートの間を読む
・コントロールできる限界まで漕ぐ
・カーブの進入速度をコントロール
・Bikeを倒すが顔は倒さない
・前後配分の微妙なブレーキングと重心移動
・次のカーブまでのラインを読む
・相手とのかけひきのドキドキ感

う〜ん、思い出しただけで、また走りたくなる〜〜。

赤も青もぞれぞれが難しい、舐めちゃアカンということがわかり始めた試走3本目
ちょっとしたアクシデントがありました。

ゴール直前のストレートで、欲を出してゴールスプリントでモガイてしまったのです。
浮き上がった前輪はトラクションが無くなり、慌てて押さえ込もうとした反動で前輪が変な角度で着地。そして転倒。。。。

芝生の上だったし、エルボープロテクター付けて長袖ジャージだったので、擦過傷などは皆無でしたが、右手の親指をひねってしまい、激痛が走りました。
幸い、関節を曲げることがかろうじてできるので、骨折ではないなと思いながら痛みをガマンして時間ギリギリまで試走を継続。
しか〜し、握力は1/4程度にまで低下。シフトチェンジできるほど親指の稼働域は無くなりました。(ま、シフトチェンジできる余裕はそもそもないけどね)

タイムアタック形式の予選が始まるまでは、持参してきた保冷剤でアイシング。
リアルなアイスで、お口の中もアイシングね。
(これが、お世辞抜きに美味かったナ!)

痛みをガマンしながら予選ヒート開始
赤コースを1本走って、タイム順に速いクラスからオープンA、オープンB、オープンCクラスに分類されました。

ワタシのタイムは27.06秒でオープンBクラスに決定。

どうやら、27秒台以降がBクラスってことで、あと100分の7秒速かったらAクラス入りという運命のいたずらでした。
Alt店主はというとCクラスでしたが、目標の30秒きりを果たしてクラス内の上位に位置しておりました。

そして、本戦
赤コース、青コースを1本ずつ走り合計タイムで速い人が勝ち上がるトーナメント方式。
このように、本格的なスタート台にBikeとカラダを預けます。
(手前はAlt店主)

ここで、スタンディングスティル(両脚ともペダルに載せて、バランスをとって静止するスタイル)ができると、めっちゃカッコイイのです。
自分は練習していないのでできません。BMXerだとできて当然。

本戦1回目
相手は10代の少年で、予選タイムではワタシの方が速いタイムでしたが、だからといって1つのミスで大幅にタイムロスするコースなので、ちーっとも油断はできません。

1回戦は互いに順調に勝ち進み、Alt店主とガッツポーズして勝利することのエクスタシーを感じ始めました。
2回戦、さらに調子のあがるAlt店主、ほぼノーミスで勝利!
ワタシも負けじと頑張りましたが、1本目の青コースで0.48秒で相手に勝利を譲ってしまい、2本目の赤コースで1秒の差で勝利。

この時点でベスト8が確定!
2人とも、「もう元は取った」と満足気でありました。



しかし、いためた指が、ますます痛くなる始末。
保冷剤をとっかえひっかえしながらも、走る時だけ痛さを無視してライドに集中!

タナトレで舘兄さんに教わった「肩を落とす」「顔は地面に対して垂直」
上田のトビーさんに教わった「イン側のヒジを伸ばしてBikeを傾ける」

過去にいろんな方からいただいたアドバイスを頭の中で反芻しました。


そして3回戦に突入。これに勝てばベスト4進出が決まります。

ここで、自分のモチベーション向上作戦を試みました!!!

最初に被っていたTroy Lee Design A2は、あまりにも所持率が多くて、カッコイイんだけど、存在感というかオーラにかけてました。
ということで、2000年頃にKeen Edgeでカスタムペイントした同社のD2ヘルメットに変更!
「コイツ、走るヤツかも」って相手に思わせる心理作戦でもありました。

ヤル気モード全開!

ジャージは、Team Koowho。これは、ハクが付くというよりも、単にメッシュで涼しいから。身体的にもストレスを少くせねばね!



そして、3回戦に突入
相手は、かなりイケテル走りで積極的なライドができるFat乗り。予選タイムも全く同じ!
ここまで勝ち残ってきたライダーは、全員強いです。
誰が勝ってもおかしくないレベルで、運も味方に付けた者の勝ちではないかと思えるほど。

1本目、青コーススタート。
大きなミスはしていないのですが、あまり攻めきれずに0.7秒差で、相手に先にゴールを譲ってしまいました。
ただ、自分にとって、青コーススタートは好都合で、ここでどれだけのタイム差なのかを把握することで、たとえ負けていたとしても、次の赤コースで挽回できる可能性を感じ取れたのであります。

2本目、赤コーススタート。
とにかく落ち着いて、大きなミスをしないで、後半にリズミカルに連続する旗門のセクションで勢いを殺さずに、最終コーナーを適度にまとめれば勝算があると確信。

実際、その通りの展開ができているのを体感しながら走っていると、どうやら相手がミスしてしまい、そのどよめきがMCの実況によって伝わってきました。結果は2秒以上の差で勝利。ベスト4に進出決定したのでありました。

(だんだん調子があがってきたAlt店主ですが、ベスト8で敗退。この時の勝者は結果的には3位になる実力者でありました。)




そして4回戦
相手はみるからにこういった類いのライドになれている風貌とキレッキレのBike。
スタンディングスティルの安定度合いはBクラスの中でもダントツな方でした。
しかも第1ヒートは赤コーススタート。ここでどれだけタイム差を付けて勝利しないと、勝ち上がれないぞというプレッシャーMAXです。

と、ところが、
全くの想定外で、2秒31の差で勝ってしまいました。
そして、なんと2本目も僅差で勝利。

「え?、おれ、決勝いっちゃったじゃん。」これが、本音です。

普通、勝ち上がる人は、それなりの実力と自信を付けて進むわけですが、
ワタシみたいな、ほとんど練習もやっていない人間が勝ち上がってしまったわけで、この時点で手も声も震えてきました。


自分では堪え難いほどの緊張を、和らいでくれたのは、
お助けサポーターの皆様でした。

ゴールしてから、次のヒートをスタートするためには、Bikeごと押しあげる必要があるのですが、参加者の中の有志の方々が、スタート台まで上げてくれるのです。
これには、心の底から感動しました。疲労困憊したワタシを善意に包まれた笑顔で応援してくれるのですから。
勝手ながらも、この方たちの笑顔も味方に付けた気がしました。


そして、最後の最後の決勝戦。
相手は、めちゃくちゃコーナリングが上手くてオニ漕ぎの得意なライドができる猛者です。


決勝第1ヒートのスタート
自分には好都合の青コーススタートです。

ここまで来たからには、全力を出し切りたい。
痛む右手に「ゴメン、最後の最後だから無理させちゃうよ」と謝りながら、ハンドルバーを握りしめ、痛さをスタート台に置き去りにして、発車しました!

とにかく、転ばずに
とにかく、漕いで、
とにかく、最終コーナーで踏ん張ること



実況からも拮抗した競り合いしていることがわかりましたが、やはり実力の差か、赤コーナーでスピードが伸びる相手の背中を見ながらゴール。タイム差は1.73秒。
この差は正直いって微妙でした。本命の赤コースで自分が2秒差で勝てる勝算はありませんでした。ただ、ここで負けても2位になるわけでそれだけでも誇らしいとさえ感じました。

そして、運命の決勝第2ヒート
得意な赤コースで最後の最後に挽回しないと優勝は逃げてしまう。

中盤まで目立ったリードはできず完全に互角のまま、最終コーナーを抜ける!
相手がほんのわずかに先行してゴールライン通過。

ふぅ〜、やっとおわった。
完全な負けが確定。
でも、2位だよ。よくやったよと、自分を慰め始めようかと思った矢先、
MCの近くにいたナカザワさんの声が聞こえてきました。

「青コースの◯◯選手が、、、」

「コースラインを超えて、、、」

「5秒追加、、、」

「佐◯くん、優勝だよ。1位だよ〜〜〜!!!!!」




ガ〜〜〜〜〜ン
その瞬間、ゴールラインのそばで腰のチカラが無くなり、
フニャフニャと、ヒザから倒れてしまいました。

ヤバいことが起きた!ヤバイことが起きた!ヤバイことが起きた!

こんなマトモでステキな大会で
ワタシごときが優勝しちゃうなんて!!

感動が冷めないまま、いつも親身になって教えてくれるMCインターナショナルの杉木さんに優勝報告していたら、とうとう嬉し泣きしちゃいました。



そして、さらに感動し過ぎたら、表彰台で吠えちゃいましたね。
(となりの3位の方の娘が、キモ悪がっていたのかもしんない)



そして、この大会の中心メンバーの一人であるナカザワさんとも熱い熱い抱擁をして、記念写真。
今年の始め、ナカザワさんにタナトレを走らせてもらったことが運命の始まりでした。
MTBの魅力と奥の深いスキルがぎっしり詰まった最高のコースが、ワタシに26inchのCHUMBAを復活させてくれたわけですしね。
MTBやってきてヨカッタ瞬間がこの2ショットには込められてます。


優勝という最高の結果に終わったからというだけでなく、
スラロームの持つレースとしての純粋な面白さや、最初から最後まで究極のアットホーム感の演出があり、参加者の多くが歓声を上げながら目の前の展開を楽しみ、ココロからのボランティア精神で築き上げるこの大会に参加できたということが最高の思い出になりました。

すでに16回も続いている当大会ですが、5店長さんの活躍っぷりに感化され、
このレースに出ている有志達が継続して、次世代にもつなげていけるような気がします。その時にはワタシも何かしらのお役に立ちたいなと思いました。

いつもながらの長文、失礼いたしました。
ここまで読んでいただいた皆様、♡アリガトウ♡


p.s.
指の怪我は大したこと無く、打撲だけですみました。現在は安静にしているので順調に回復中であります。

2014年5月30日金曜日

チームメンバーとして走るということ(前日編)

(photo by Sayako Ikeda)

ヴァサゴ野郎の「2014・5月王滝」の参戦レポートです。

あまりにも感慨深い一日でしたの、走り終えた日の翌日に書き綴っていたら、おそらく膨大な長編になってしまうかも。
だから、4日過ぎた今日、家族が寝静まった夜にココロの中に残っている濃ゆい部分だけを抽出して綴っていこうと思います。(それでも長いけどね)



[Date: 24th 4:30-14:00王滝入りまで]


「がびょ〜〜〜〜〜〜ん!!! 忘れちゃった〜〜〜!!!!」
同乗するOさんに平謝りしたのは、順調に高速に入った後の初めての休憩地「石川PA」でした。
なんと、この日のために準備したGarmin 510Jを持ってくるのを忘れてしまったのです。
メカ音痴なワタシが苦戦の上に王滝のコースプロファイルまで取り込んだのに。
他にサイクルメーター類も持ち合わせていなかったし、現地で余分な出費もしたくないし。。。

自身としては、Vassagoメンバーが集結するのに最初から後悔するような結果は残したくないので、自宅に引き返しGarminを持って来ることにしました。(往復2時間のロスでした)

自宅を8時前に再スタートしてゆったり休憩も多めにとって、他の仲間たちと合流しながら王滝会場には14時に到着

SSJ実行委員メンバーが集まる時は、できるだけ直近のスタッフTシャツで集まるのが習慣になってきたみたいです。



[Date: 24th 14:30-19:00 前夜祭まで]

「王滝会場入り」

このなんでもないことのように思えることかもしれない行為ですが、今回の自分にとって、会場入りすること=他のTeam Vassago Japanメンバーと初めてお会いできるという興奮にみなぎってました。
それまで、Facebookや各自のBlogで大方の人となりのようなものを感じ取ってはいましたが、人間だもの、やはり目と耳と肌で感じるのが一番であります。

初めてお会いできたのはよっちさん
鍛え抜かれた身体、半袖ジャージ下から覗かせる上腕二頭筋、優しい顔。
力強い握手で、もう少しで惚れそうでした♡
彼がこの日のためにチームバナーを製作してくれたのも、本当に気が利いてる〜〜!

その後に、チームのエースとして前評判の高いスク水さんとも合流!
SSJなどでは顔を会わせては入るものの、対面して話すのは初めてです。
この爽やかスマイルのどこに秘めた闘志があるのか?
いやそれは愚問でした。長い手と脚についた無駄のない筋肉は伊達じゃありません。

伊豆のh-abcoことエビちゃんともCSCクラシック以来の再会を果たし、お互いの近況報告を済ませると、チームメンバーの撮影会です。


真ん中にはサポート主でもあるAlternative Bicycleの店主を挟み、前日に集めることのできた5人でパシャ!!
(チームメンバーは他にも数人おりますが、前日に集まれたのはこの5人)

ワタシ以外、全員引き締まったカラダの所有者で、なんだか恥ずかしい部分もありましたが、ワタシなりのアウトプットを出すことで頑張り抜いてやるぞ!と、シャッターを切られた瞬間にココロに強く誓いました。

チームメンバーが揃ってあれこれと話す瞬間。
う〜ん、ステキな時間でした。
(photo by Sayako Ikeda)


また、当レースを主催するOSJ代表の滝川さんにもご挨拶
この王滝でSingle Speedのカテゴリーを新設してくれたことが、SS界にとって大きな前進になったことへの御礼申し上げました。


さてさて、
「Single Speedカテゴリーが新設されたってことなんだからSingle野郎たちで乾杯しようぜ」
これ、SSJ実行委員のミーティングでワタシが発案しちゃいました。
だもんで、17:30から始まる前夜祭もヒッジョーーーーに楽しみにしていたんです。

ぞくぞく集まるSingle Speederたち。王滝やSSJで出会える懐かしい面々との再会が楽しくてしかたありません。会場のMCさんもワタシのデカハットを覚えてくれていたみたいでウレシ恥ずかし44歳。


というわけで、SS乾杯しちゃいました。
ただ単にギアが一枚しかないってだけでココロは一つ。
「One Gear,  One Heart」が前日からにじみ出るようなひと時でもありました。

いつもなら、一杯くらい軽く飲み干してしまい、宿でもビール乾杯するのが慣例でもありましたが、明日の本番のことを考えると一口、二口程度しか飲み込めませんでした。

練習もカラダ作りも中途半端ではありますが、それも自分の出して来た結果なので受け入れるしかありませんが、せめて、体調管理くらいは真っ当なことをすべきかなと。



[Date: 24th 20:00 宿泊先]

昨年もお世話になった宿、滝旅館にておかず満載な夕食を平らげ、大浴場に入る。
すると、我々以外に先客さんもSS乗りだったからついつい意気投合なSSトーク。

これって、ギアード乗りだったとしたら、そこまで濃いヘンタイトークは重ねられないだろうなと思いつつ、ここでも「One Gear One Heart」の温かさを温泉並みに感じてしまいました。

部屋に戻って、各自、明日のための補給色の準備。
ただでさえ、ライド仲間と寝食を共にするだけでもタノシイのに、こうした前日準備の楽しさも王滝ならではの行為であるがゆえ、王滝のリピート率は高まるのかもですね。

そうして、22時過ぎ消灯されましたが、明日のことをいろいろ想像していたのか、1,2時間おきくらいに目が覚めてしまい、なんともワクワクドキドキな夜でございました。



(後編へ続く)

2014年4月30日水曜日

王滝SS100kmに向けたBike改造とメンテナンス

Blog更新ご無沙汰しておりました。ヴァサゴ野郎です。
5/25に開催される王滝、今年は初のSSカテゴリー追加ということもあって
SS界はかなり活気を帯びている気がします。

さて、4/20には46km、4/26に33km、その翌日は30kmという王滝練習を重ねておりますが、おそらくTeam Vassago Japanメンバーの中では、もっとも少ない練習量かもしれません。

そこらへんは、あまり気負いしすぎても自分の生活パターンをこれ以上調整できないので仕方ないかなと思ってます。(もちろん、本心は週に2回は走りたいですけど)


少しずつ煮詰めてきたので、仕様を紹介します。


4月のややロングライドでわかってきたことは、
長い下り坂でのブレーキ握りっぱなしが続く時、より少ない力で強力に効いてくれないとマズイかなと思いました。

ブレーキレバーBL-M987+キャリパーBR-M970(レジン+メタル)
という組み合わせでは、やはり中盤以降の効き具合が弱くかなり強く握らないといけません。

そのため、レバーBL-M988+キャリパーBR-M988(メタルパッド)という最強セットに変更しました。
パッドが減った時でも、走行中に引き代調整ができるのも好都合ですし。

モッタイナイかな?と思ったのですが、やはりポジションが出ないので、
Graphite Design Risen6Xにメスを入れました!
デフォルトの740mm→720mmに。その後、ダンシングがグッと楽になりました。



4/27のツーリングライドでは、プロのインストラクターTさんから目からウロコ3枚級のレクチャーを数々いただいたのですが、その中の一つでレバーを握り込んだ時の位置をかなり手前に来るよう改善しました。(目からウロコなレクチャー内容は別記事でUpする予定です)

これが、改善前。
レバーを握りパッドがローターをギューっとつかんだ瞬間、人差し指とグリップの距離はこれくらいの間隔でした。


そして改善後、
1フィンガーレバーがかなり近い位置です。
最大限の力を使って効率よく握るというのは、かなりゲンコツに近い位置がベストなのだそうです。
これは初耳でした。そして試してみたら予想外に具合がいいのです。
もちろん、握ったレバーの先端が中指には干渉しない位置となっております。
これで、王滝のような長い下りで握力が弱くなってもブレーキパワーを最大限に活かせます。


ここでとあるプロショップオーナー様に教わったメンテナンスのツボを紹介。

パッドを外すとセラミックピストンが見えますが、その周りは擦れたパッドの削りカスが見えます。


このカスは、セラミックピストンに大量に付着したまま使用し続けると、ピストンを摩耗しやすくするらしい(最悪オイル漏れを引き起こす原因にもなるらしい)ので、ロングライドをした後は小まめに点検したほうがいいかもです。
中性洗剤を数滴溶かした水を、使い古した歯ブラシに付けてゴチョゴチョ掃除しまして

水で流した後、綿棒で付着した水分を拭き取ると早く乾燥できました。

ハイ! きれいなピストンになりました。
洗浄する際は、少しレバーをニギニギしてピストンを押し出しておくのが良いでしょう。

パッドも中性洗剤付けた歯ブラシで洗浄して、天日干ししました。


Garmin 510Jはステムに固定することにしました。
Graphiteのハンドルバーは、ハンドルクランプ部分の太さが均一ではないので、
Garminがズレることが多々ありました。よってステム部分に変更です。



ギア比(F:30 × R:23)1.30という軽めですが、これでも長い登り坂がシンドイ身体になってきました。しかしこれ以上軽くすると長い平地でもかなり苦労するかと思い、現時点ではこのギア比でいく予定です。

その替わり、登り時のトラクション向上を目指して、リアセンターを伸ばすことにしました。結果的にはトラクション逃げを防ぎ効率よく登ることに貢献するであろうと期待してます。

(変更前)
(変更後)

チェーンを1リンク追加しました。
これで1cm以上後方になりました。調整幅が長いParagon Machine Works製のスライディングエンドならではの設定に感謝です。

サドルもやや前位置に
シートレールのMaxラインを越えているので恒例の”ジコセキニン”ですね。

5mmほど前方にずらして、登坂ポジションに有利な位置に。
ほんの少しだけ前下がりにして、脚が自然に下に落ちるようになりました。
お腹周りの窮屈さも改善され、腰を立てたポジションを長くキープすることがネライ。


 購入後2シーズン目に突入したDT SWISSの240sハブも初メンテ
工具不要でここまでバラせるのにはビックリしました。


購入時に18→36に倍増したスターラチェットでしたが、グリスも無くなりかけてましたね。

ラチェット部分には、BB専門ショップのスペシャル配合のグリス(写真右)を。
シールドベアリングのシール部分にはChris KingのLubeをヌリヌリしました。
う〜ん、滑らか回転復活!!!

最後にチェーンです。
久しぶりに「伸びチェック」しましたが、まだ交換時期には達してないようです。


脱脂・乾燥後は、こちらのオイルを注油

Alternative Bicycleが扱うGreen Oilです。植物由来の成分からできているので生態系に害が無いというのが売りですが、
コレ、正直いって香りがイイ! 大好きなアロマオイルと同じ香りでした。
しかも、そんなにニオイが強く残らない。
つまり、Bikeを室内保管する場合でも、いかにも化学系なニオイが無いんです。
ウチは玄関に保管することが多いのですが、これなら私以外の家族にも攻撃性が少ないですね。かなりイイかも。
また、糸を引くようなネバリもなく比較的サラリとしていて馴染みは素早いようでした。

ハンディなケースなので、このまま王滝の本コースで追加注油するのに最適です。あとは、実際の使用感や耐久性については継続観察してレポートします!

さて、次に走れるのはいつか?
王滝までにあと何回坂を登れるのでしょう。。。
(もっと、もっと沢山走りたい病が治りませんね)